🏡 暮らしの中で電気の流れを“見てみたい”

車で走っていると、空き地にずらりと並ぶソーラーパネルが目に入るようになった。

「これ、どうやって運用してるんだろう?」――そんな小さな疑問から、自宅の電気使用量を“見える化”する取り組みが始まりました。

まずは電力会社の請求書を見返してみる。

そこには、月に約500kWhの使用量という数字が――。

でも、当時の自分にはその「500kWh」がどれほどの量なのか、まったく実感がなかった。

ただ漠然と「けっこう使ってるな」と思うだけで、何が、どれだけ使っているのかまでは見えていなかったんです。

完全に“消費者脳”だった。

そこで、SwitchBotプラグを使って、実際の家電ごとの消費電力を一つずつ測っていくことに。

冷蔵庫、炊飯器、洗濯機、照明…測ってみるとそれぞれ意外な発見がある。

使っていくうちに、家電は大きく3つのタイプに分かれると感じました。

1. 断続的に稼働する家電(冷蔵庫、炊飯器の保温、照明など)

2. 一時的に高電力を使う家電(炊飯器の炊飯モード、洗濯機、掃除機など)

他の家電の消費をすべて洗い出し、そこから差し引いて、エコキュートの使用量を推定できないか…と今も思案中です。

3. 充電してから使う家電(スマホ、ポータブルのライト、工具など)

中でも特に気になるのがエコキュート。

これは分電盤に直接つながっていて、SwitchBotでは測れない。

SwitchBotプラグミニ ios対応

🌱 なぜ“電気の自給”が大事なのか? 🔌

行き過ぎた資本主義の末に、電気も一次産業もどんどん衰退してきた日本。

かつては電気産業も農業も、世界と肩を並べるだけの技術と意志があったはずなのに──

今は政策も方向性も、どこかズレてしまっていると感じる。

そんな中、見つけた『わがや電力』という一冊の本を読んだのが、すべての始まりでした。

「発電所から家に届くまで、原発3機分のロスがある」

つまり、100のエネルギーで発電しても、

家庭で使えるのはわずか30。

• 発電ロス:約60%(火力の熱のムダ)

• 送電ロス:約5〜10%

• 配電ロスや待機電力:さらに数%

こんなにも非効率で、もったいない。だったら、自分で電気を作れないか?

各家庭で自然の力を利用して発電し電気がまかなえれば、原発廃止は実現可能なのではないか、と強く思った。

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